このページの情報は 2007年3月29日11時43分 時点のものです。
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| 定価: ¥ 1,155 |
| 販売元: 鈴木出版 |
| 発売日: 2006-02 |
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ほんわり暖かく、でも悲しい・・・ |
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つい先日、私の祖母が亡くなり
悲しいけれど死と向き合う良いチャンス、と
5歳と2歳の息子たちに読み聞かせようとこの本を手にしました。
絵もお話もほんわり暖かい気持ちにさせてくれるとても良い本です。
でもおじいちゃんの死と向き合ったページは
まだ私には悲しすぎて読みながら泣いてしまいました。
死と真正面から向き合ったこのような絵本を手にするのは初めてですが
出会えてよかった、と心から思える絵本です。
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「ごくらくごくらく」という言葉の魔法 |
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絵本では、しばしば『老人と子供』という関係が描かれます。
それは過去を背負う者と未来を担う者という関係でもあり、
現在の話しであっても、大きな時間的スケールを感じさせる
魅力的コンビと言えるでしょう。
また年齢差を考えると、遠からず別れを迎える運命だけに、
ドラマを内包している関係とも言えますね。
子供にとって祖父母は、死に直面し乗り越える機会を与えてくれる
最も身近な家族と言えるかもしれません。
ボクのおばあちゃんはそうでした。
本作では、おじいちゃんが生前にお風呂で唱えた「ごくらくごくらく」
という口癖が、男の子に大きな力を与えてくれます。
ひょっとしたら、この言葉は男の子のおじいちゃんのおじいちゃんも
唱えていたのかもしれません。また男の子がやがておじいちゃんに
なった未来の世界でも、きっと唱え続けられることでしょう。 |
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幸せの合言葉 |
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おじいちゃんとぼくは大の仲良し。
両親は共働きなので、園のお迎えもいつもおじいちゃん。
お風呂も寝るのもいつもおじいちゃんといっしょ。
おじいちゃんの口ぐせは「ごくらく ごくらく」。
それはいつの間にかぼくたちの合言葉に・・・。
おじいちゃんとぼくはお互いのことが好きで好きでたまらないのに、
いつかはお別れしなければならない・・・。
私もおじいちゃん子だったので、ぼくのきもちは痛いほど良く解る。
徐々に体力を失ってゆくおじいちゃんを見ていると、とても不安なきもちになって、少しでも長くそばに居たい。
私自身はおじいちゃんのいなくなった後はなかなか心の整理がつかなかったけれど、
「ごくらく ごくらく」と合言葉をささやけば、「ぼく」のようにおじいちゃんの優しい顔が浮かんできて、幸せな気持ちになれる。
この絵本は私の思い出であり、宝物かも・・・。
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